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2011/09/06(火)

EW2430VのsRGB[コンピュータ]

タグ: ディスプレイ EW2430V E2370V-BF マルチモニタ レビュー

EW2430VとE2370V-BFを並べて使っているので、同じ色になるようにして使いたい。とりあえず、sRGBの設定にすれば同じ色合いになるかと思ったら、似ても似つかない結果となった。EW2430Vの色は明らかにおかしい。初期設定で感じたような黄色っぽさが目立ち、肌色の発色が悪い。

E2370V-BFのsRGBを信用するとして、この色にできるだけ近づくように、目視でEW2430Vの設定をした。その値がこちら。

EW2430V E2370V-BF
明るさ 70 70
コントラスト 50 sRGB
ガンマ 1
100
88
90

やはり、緑と青の値を多少下げると、色のバランスが取れた状態になるようだ。

なるべく肌色が同じになるように調整したが、VAとIPS、そしてハーフグレアとノングレアという違いがあるので、全く同じ見え方にはできなかった。EW2430Vのほうが白と黒がはっきりしている。

個人的には、sRGBは好みではない。緑と青の値をもう少し下げたほうが、温かみのある色になる。

きちんと調整した状態なら、EW2430Vの発色は好きだ。発色というよりも、くっきり映ることが満足感を高めているように思う。E2370V-BFは、視野角の広さでは圧勝なのだが、油膜のようなギラつきがあって鮮明さに欠ける。PCの作業では、やはりEW2430Vを使いたい。

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EW2430Vの色設定、レビュー大変参考になりました。
先日、購入したのでblogを参考にセッティングが終わり満足しております。感謝感謝!!
EW2430Vはデザイン・画質で購入したので満足なんですが、ちょっと気になることが御座いましてお聞きします。
当方はHDMIでPCと接続しているのですが、無音状態の時にスピーカーからキィーンと高周音が聞こえます。音楽といったサウンドを出す操作をすると、音は聞こえなくなるのですが、5分ほどすると、また鳴り出します。
当初、インバータノイズかと思いましたが、外付けスピーカーにすると聞こえ無くなりましたので、内蔵スピーカーが原因かと思われます。
筆者様も同じような事がおきますでしょうか?
by あにやん
もう片方のHDMI端子に接続したり、LINE INを使ったりして回避できないでしょうか。
また、他の機器と接続した場合はどうでしょう。

こちらはLINE INでの接続ですが、無音状態で高周波ノイズが聞こえたことはないです。
HDMI接続できるPCがないので、BDレコーダーで確認してみましたが、問題なしでした。
こういう音は、聞こえやすい人とそうでない人がいるので、参考にならないかもしれませんが。
by 犬かい
ご返事ありがとう御座います。
早速、LINE IN接続試してみました。
まず言い忘れしていましたが、当方の接続状況は2台のPCをHDMIの1と2で接続しているのですが、両方とも鳴ります。
で提案されたLINE INで繋ぐと高周音はなりませんが、外付けスピーカーでも無音時になる微音のサーという音だけです。
LINE INで繋げてMENU>オーディオ選択でPCオーディオの時は鳴らないのですが、HDMIオーディオ又は自動検出にするとキーンという高周音がなります。
やはりHDMI接続でのHDMI音声出力で鳴るようです。
by あにやん
PC以外でのHDMI接続は試せないでしょうかね。
こちらでは、PS3も接続してみましたが、問題ありませんでした。

あとは、HDMIケーブルを別のものにしてみると、状況が変わるかもしれません。
すでに、2本のHDMIケーブルが同じものではないのなら、その可能性も低いでしょうけど。

こういう問題は、修理に出したとしても、再現しませんでしたと言われることがよくあります。
できるだけ、いろいろな条件でチェックをしておきたいところです。
by 犬かい

2011/09/03(土)

HDMIセレクターを購入[家電・AV機器]

タグ: 楽天 買い物 HDMI レビュー ディスプレイ EW2430V E2370V-BF マルチモニタ

上海問屋で、HDMIセレクター(DN-HDMI410M)を買った。入力4:出力1という仕様だが、逆向きの入力1:出力4で使っている。機械式の手動切替なので、こういった使い方もできてしまう。

ディスプレイ環境は、EW2430Vをメイン、E2370V-BFをサブにして使っている。レコーダーの映像を、EW2430VのPIPで見たいときもあれば、E2370V-BFの全画面で見たいときもあり、その使い分けのためにHDMIセレクターを買った。切り替わる時間は、数秒だったり10秒以上かかったりと、タイミングによって異なるようだ。

どちらのディスプレイも、HDMI端子が見にくい場所にあって、ケーブルをつなぎ替えるのは面倒だった。セレクターを導入することで、切り替えるのがはるかに楽になった。

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2011/08/03(水)

softMCCSでEW2430Vを制御する[コンピュータ]

タグ: ディスプレイ EW2430V

EW2430Vは、DDC/CIに対応しているので、ソフトウェアから制御できる。softMCCSというアプリケーションで、何か便利にならないかと思って、試しに使った。

起動時にディスプレイの情報を拾っているようで、起動には時間がかかる。カラー設定や入力切替の項目はあるが、PIPの制御などの細かい設定項目は見つけられなかった。逆に、「Red video black level」「Green video black level」「Blue video black level」の3つは、OSDにはない項目だと思う。

OSDでの設定では、黒つぶれを防ぐためにガンマを1にしていたが、全体的に色が若干薄めになるので、2くらいで使いたい。そこで、上記のそれぞれのブラックレベルを、初期値の50から、51か52にしたら、ガンマが2でも黒つぶれしにくくなった。

softMCCSをあまり理解していないからか、あるいはOSDの操作に慣れてしまったからか、便利な使い方というのが特に思いつかない。OSDだけでは設定できない部分を、softMCCSでいじることができただけでもよしとするか。

2011/09/06追記
やっぱりブラックレベルをいじるのはやめて、元に戻した。
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このEW2430Vは色の正確性という面ではどうでしょうか?
さすがに本格的なDTPやグラフィック用途には向かないにしても、趣味程度で色が破綻してさえいなければいいという程度なら使えないことはないですかね...?
ブログ主さんは絵を描いたりもしていらっしゃるようでしたので、個人的な所感だけでも聞けたらいいなと思い恐縮ながら書き込みさせていただきました。
by ななし
初期設定の色では使いたくありませんが、調整後の発色には満足しています。
青が青紫っぽく見えるという意見を目にしましたが、そう言われるとそうかなと
いうくらいで、たいして気にはなっていません。
なお、LGのE2370V-BFと比べると、真っ赤な色がわずかに異なる程度で、
ほとんど同じ色合いになるので、並べて使っても違和感はないです。
by 犬かい
お返事いただきありがとうございます。
E2370V-BFはsRGBに割と忠実という記事を目にしましたのでそれと比べて違和感がないのなら問題はなさそうですね。
貴重なご意見を聞けてとても参考になりました。
by ななし

2011/07/17(日)

EW2430Vをゲームで使う[ゲーム]

タグ: ディスプレイ EW2430V E2370V-BF 東方 ゲームソフト PS3 レビュー

BenQのEW2430Vは、あまりゲーム用途には向かないと思われるが、実際はどうなのかいろいろ試した。EW2430Vは、応答速度を向上させるAMAの設定として、「オフ」「高」「プレミアム」があり、切り替えながら確認した。総じて、プレミアムの設定が良好だった。では、具体的にプレイしたゲームを挙げていく。

東方非想天則 (PC)

AMAがオフや高だと、動き回ったときにキャラがボケやすい。プレミアムにすると、ほぼ問題なくなる。副作用も特にない。

東方地霊殿 体験版 (PC)

AMAがオフや高だと、落ちてくるアイテムなどがぼやけているが、プレミアムにすれば解消する。入力遅延は特に感じなかった。ちなみに、大きめのウィンドウモードでやるときは、スーパー解像度をオンにすると、少しくっきりする。

F1 2010 (PS3)

スクロールの激しいレースゲームは厳しいかと思ったら、意外にも問題なかった。AMAの設定も、あまり差が感じられない。たぶん、レース中の背景の残像感は、たいして気に留めないのだろう。

グランツーリスモ5 (PS3)

グランツーリスモ5も、プレイ中は何も気になることはなかった。ただ、リプレイで車が走り抜けていくのを見ると、プレミアムでも残像がやや目につく。

スーパーストリートファイター4 (PS3)

AMAがオフや高だと、キャラが動いたときの残像が多少気になった。プレミアムにすれば抑えられる。入力遅延に関しては、正直よくわからないが、困ることはなかった。

実況パワフルプロ野球2010 (PS3)

振り遅れになるようなこともなく打てる。画面がスクロールしているとき、野手が少しボケるが、そんな程度。

まとめ

思ったより使えるなというのが正直な感想だ。AMAはプレミアムにしておけば、残像がかなり抑えられる。LGのE2370V-BFと比べても、特に差は感じなかった。といっても、どちらも動きに強いわけではないので、ゲームにおすすめな機種ではない。あくまで、意外にマシだったというレベルなのであしからず。

なお、EW2430Vより前に発売されたEW2420などは、AMAの設定がオンとオフしかないので、プレミアムほど残像は抑えられないだろう。EW2430VとEW2420は、PIPの有無とデザインの違いくらいだと思われがちだが、AMAのプレミアム設定の有無という点で、動画やゲームでわりと大きな差がつく。どちらを買うか迷っているのなら、この点も考慮したほうがよいと思う。

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この機種ずっと気になってたのですがまだなかなかレビューがなくどうしようか迷ってた中でしたのでとても参考になりました。ありがとうございます。
by ななし
残像や入力遅延は、人によって感じ方が違ったりするので、なかなかレビューは難しいですが、
AMAをプレミアムの設定にすると、残像低減の効果が高いというのは大きな収穫でした。
by 犬かい

2011/07/13(水)

EW2430Vのレビュー[コンピュータ]

タグ: ディスプレイ EW2430V E2370V-BF HDMI BDZ-RX50 レビュー

EW2430Vを購入したので、そのレビュー。

製品情報

EW2430Vは、BenQの24型ワイドの液晶ディスプレイ。VAパネルでLEDのバックライトを採用している。PIP/PBP、超解像表示、中間階調の応答速度を上げるAMAといった機能がある。仕様には書かれていないが、見た感じはハーフグレア。

付属品

ケーブル類がたくさん入っていたので、書き並べる。長さを書かなかったものは、使う予定がなくて開封していない。

  • 電源コード(1.8m)
  • DVI-Dケーブル(1.8m)
  • HDMIケーブル(開封していないが1.8mと書かれていた)
  • D-subケーブル
  • RCAオーディオケーブル
  • 3.5mmオーディオケーブル
  • USBケーブル(PCとの接続用)

DVI-Dケーブルは、コネクタ部分があまり大きくなく、コンパクトなものだった。

あとは、ドライバやPDFのユーザーズガイド(取扱説明書)が入ったCD-ROMと、クイックスタートガイドが付属していた。ちなみに、ドライバは、EW2430、EW2430V、EW2730、EW2730Vの4種類収録されていて、ユーザーズガイドは、EW2430とEW2730が兼用、EW2430VとEW2730Vが兼用となっている。

外観・デザイン

あまり主張しないシンプルなデザインで、ベゼルの下部が少し斜めになっているのが、特徴といえば特徴だ。スタンドは四角くて、裏にはゴム足が5箇所ついている。スタンドの取付部分は、コインで回すネジになっている。ネジの頭に金属の板がついていて、それを起こせば手で回すこともできる。

ベゼルは黒でテカテカ。背面も大部分がテカテカ。黒でこういうのはあまり好きではない。

電源は本体に内蔵している。電源ボタンは右下にあり、大きくて押しやすい。オンにすると黄緑でリング状に光る。スタンバイ状態のときは、オレンジ色で点灯する。点滅はしない。電源ランプを制御する設定はなかった。

端子類

DVI-D、D-sub、HDMI×2、コンポーネント、USB×4、USB(PCとの接続用)、オーディオ入力(3.5mm)、オーディオ入力(RCA)、オーディオ出力(3.5mm)、PHONE(3.5mm)というように、端子はたくさんある。コンポーネント端子は、変換すればD端子の代わりにもなる。

説明書によると、オーディオ出力の優先順位は、PHONE、オーディオ出力、内蔵スピーカーだそうだ。

USB端子は、左側面に4つある。これは、ディスプレイ背面にあるUSB端子からPCにつないだときに使える。

OSD

設定用のボタンは、右下の背面に5つ縦に並んでいて、上から、AUTO、MENU、↑、↓、ENTERとなっている。ディスプレイ本体をつかむようにして操作ができるので、側面や底面よりも力が入れやすく、意外に押しやすいと思った。押しているときに画面が揺れにくいのも利点だ。

OSDメニューは、タブが横に並んでいるのに、縦に並んだボタンを使うので混乱しやすい。慣れればそれなりに操作できるが、改善の余地があるだろう。

入力ソースによって設定できる項目は多少変わるが、基本的な設定は共通のようだ。こういうのは独立していてほしい。

画質

初期状態では、カラー設定の色温度が「標準」になっているが、標準的な色合いとは思えない。このディスプレイは、RGBをそれぞれ0~100で設定する仕様で、標準では赤100 緑100 青88になっていた。この設定だと、黄色っぽく見えてバランスが悪いので、ユーザー設定で赤100 緑78 青80にした。

2011/09/06追記
どのようなカラー設定が最適なのかというのは、一概には言えない。上記のユーザー設定値は、肌色の発色を重視したので、赤の成分が強めになっている。また、ガンマの設定は1が前提なので、初期値の3のままだと赤すぎる。なんにしても、このディスプレイは、青だけでなく緑も強く感じるので、緑の値を青と同じくらい下げるのがよいのではと思う。EW2430VのsRGBの記事も参考に。

携帯電話のカメラで、LEDバックライトのチラつきをチェックした。輝度をほぼ100にしないと縞が見えるのは、E2370V-BFと似た傾向だが、そんなに目立ちはしなかった。どれくらいにして使うか悩むところだ。

鋭さの設定は10段階で、5はきつかったので4にしたら、わずかに文字がぼやけて見えた。この中間はないのかと思っていたら、3にするとなぜか少しくっきりしたので、それで使うことにした。ガンマは1~5のうちの1。ディスプレイのテスト用のサイトをいくつか見て、白飛びと黒つぶれしないようにして、ガンマを2.2向けに合わせたら、1が最適だった。

色相と彩度という項目もあるが、DVI-Dの接続では値が変更できなかった。HDMIでは設定可能になり、BDレコーダー(BDZ-RX50)からの映像では、色相を少し下げて、彩度を少し上げて使うと良好だった。そういえば、HDMIのときは、RGB(0~255)とRGB(16~235)が選べるようになっていた。レコーダー側と合わせておく必要がある。

だいたい好みの設定にしたところで、感想を書く。ノングレアによくある虹色のギラつきはなく、鮮明に表示される。真っ白な背景を見てうっとりした。これだけで、買ってよかったと思うくらいだ。そして、黒はVAの得意とするところで、しっかりと黒い。グレアだと黒は映り込みが激しいが、ハーフグレアのEW2430Vでは、はっきりと映り込むようなことはなく、ぼやっと何かが見える程度だ。ここまで抑えられているとは思っていなかった。これなら、コマンドプロンプトでの作業も苦にならない。まさに、グレアとノングレアのいいとこ取りになっている。テキストを読んだり、静止画を見たりするのに最適なディスプレイだと思う。

レコーダーの映像も、わりとくっきりと出力されて、画質はまずまず。テロップなどの単色で表示されるものが、特に鮮やかに感じた。なおかつ、暗い画面になってもあまり映り込まない。ここでも、ハーフグレアのよさが際立つ。

明るさのムラはあまり見られず、隅が暗いということもない。しかし、視野角については、狭いと言わざるを得ない。上下も左右も、角度をつけて見ると、わりとすぐに白っぽくなる。スペック上は178度でも、本来の色の濃さできちんと見られる角度は、IPSに大きく負ける。文字や画像を眺める程度なら、さほど神経質になることもないが、色を塗る作業などをする場合は、きちんと正面に対象物を置かないと、意図した色になっていないことがあるので注意。

PIP/PBP

PIPは、画面の一部の領域に、別の入力ソースを表示する機能。PBPは、2つの入力ソースを横に並べて表示する機能。PBPの機能を持つディスプレイはめずらしい。

PIPやPBPが使えない組み合わせは、両方HDMIという場合と、D-subとコンポーネントという2種類のみで、ほかは制限がない。

PIPで設定できるのは、以下の項目。

  • PIPサイズ(小、中、大)
  • 水平位置(0~100)
  • 垂直位置(0~100)
  • コントラスト(0~100)
  • 鋭さ(1~10)

PBPでは、設定できるパラメータがコントラストと鋭さだけになる。

PIPサイズは、横のピクセル数で測ってみたところ、小が480px、中が574px、大が672pxくらい。思ったより小さかった。下の写真は、大にしたときのもの。参考までに、E2370V-BFのPIPはレビュー記事を参照。

EW2430V PIP

PIPもPBPも、青い枠が少し目立つ。もっと細くてもいいのに。

位置は四隅だけでなく、上下左右に動かせる。ただ、一度に移動する距離が縦と横で異なる。1回ボタンを押すごとに、数値が1増えたり2増えたりする。角の端から少しだけ離したいときに、いい位置にできなかったりしてもどかしい。

HDMI接続のBDレコーダーの映像を子画面に表示させたら、黄色が強めなのが気になった。小さい画面に映すので、鋭さはあまり上げないほうが、逆にきれいに感じた。PCの画面を子画面にしたら、こちらも色がいまいちで、やはり黄色っぽい。どうやら、PIP/PBPでは、子画面のカラー設定が強制的に標準になっているようだ。これについては、解決策を見つけたので後述する。

PIPのオンとオフをするとき、画面全体が一度ブラックアウトして、若干うっとうしい。子画面だけ制御することはできなかったのだろうか。

PIP/PBPの設定は、電源を切っても保持される。毎回設定し直す必要はない。まれに、ソースが勝手にD-subになっていることがあるのがよくわからないが。

PBPは、16:9のソースだと映像が縦長になってしまう。BDZ-RX50では、テレビタイプを4:3にして、画面モードを横縦比固定にすれば正常になるが、PBPのときだけいちいち設定するのも面倒だ。そして、PCの画面も縦長になる。これでは使う気にならないので、ディスプレイ側でどうにかできるようにしてほしい。

子画面の音声は出力できない。ディスプレイ以外から音声を出力するような使い方をしていれば、特に問題にはならない。PCでミキシングするという手もある。

カスタムキーとホットキー

上から3番目と4番目のボタンはカスタマイズが可能で、以下の機能に割り当てることができる。

  • 画像モード(標準→動画→ゲーム→写真→sRGB→エコ)
  • PIP/PBP(PIP/PBPオフ→PIPオン→PBPオン→スワップ)
  • 画面モード(全画面→縦横比→1:1)
  • 音量調整
  • ミュート(ミュートオン→音量調整)
  • 輝度
  • コントラスト
  • スーパー解像度(オフ→オン)
  • スマートフォーカス(オフ→小→大)

割り当てると、そのボタンを押すたびに、上記の矢印の順で設定の表示がループする。設定したいところでボタンを離してしばらく待つか、MENUボタンを押せば、そのモードになる。基本的には、一度押しただけだと現在の状態を表示するだけなので、もう一度押して切り替えることになる。ただし、スーパー解像度は、オンになっているときは、一度押せばすぐにオフになった。ミュートも一度だけで切り替わった。

PIP/PBPに割り当てれば、PIPのオンとオフが簡単に操作できる。このおかげで、リモコンがなくてもそんなに困らない。PIPかPBPをオンにした状態だと、親画面と子画面を入れ替えるスワップも可能になる。

また、ホットキーとして、ENTERボタンは入力切替になっている。押すと、映像入力の一覧が縦に並んで表示され、現在の入力がフォーカスされている。ENTERボタンを押すたびにフォーカスが下の項目へ移り、一番下まで行くと一番上に移る。映したいソースが選択された状態で、押すのをやめれば、そのソースに切り替わる。

ところで、27型ワイドのEW2730Vにはリモコンが付属しているようだけれど、説明書を見た限りでは、PIP用のボタンがない。カスタムキーの設定をしたら、上か下のボタンでオン/オフができるのだろうか。できないとしたら、せっかくのリモコンが活用できないことになる。

スーパー解像度

超解像度と訳してほしかったところだが、スーパー解像度という名前になっている。ぼやけた映像をくっきりさせる機能で、拡大表示された映像には、特に効果が高い。オンとオフしかないので、細かい設定はできない。E2370V-BFの超解像表示と同じようなものだが、それの弱よりもさらに弱めな気がする。

この機能を使うと、もともとはっきり映っているPC画面の文字が、背景色との組み合わせによっては読みにくくなるので、常用する機能ではない。カスタムキーに割り当てておくと便利。

AMA

AMAは、中間階調の応答速度を上げる機能で、「オフ」「高」「プレミアム」から選べる。PIP/PBPを使っている間は、自動的にオフになる。

基本的には、プレミアムで使えばよさそう。ニコニコ動画のコメントの表示で、差がよくわかる。オフだと流れる文字が残像で薄くなるが、プレミアムだとはっきりして読みやすくなる。とはいえ、E2370V-BFと比べると、鮮明さでは負けている。それに、いわゆるオーバーシュートなのか、文字の輪郭が少し変色することがある。フルスクリーンにして、コメントの文字が大きくなると、それがやや目立つ。気づくのは、白黒はっきりした文字がスクロールするときくらいなので、普段は気にならない。

動画の視聴は、あまり細かいことにこだわらなければ、そんなに不満はない。倍速機能のない液晶テレビのように、スクロールする文字が苦手だが、映像そのものがきれいなので、それくらいのことは許せてしまう。

ゲームでAMAのプレミアムを使用すると、残像が低減されることが確認できた。詳しくは、EW2430Vをゲームで使うの記事で。

音質

2W×2のスピーカーを内蔵している。予想を上回りも下回りもしない普通の音。人の声は聞き取りやすかったので、音が出ればいいという目的で使用するなら悪くない。

自動電源オフ

スタンバイモードになったときに、自動的に電源をオフにする設定がある。「オフ(自動で電源を切らない)」「10分」「20分」「30分」から選択できる。

サービスモードとファクトリーモード

MENUを押しながら電源を入れるとサービスモードになり、OSDのメニューの代わりに、BenQ Service Pageが現れる。ここで、DVI HPD(ホットプラグディテクト)、HDMI HPD、Logo、Auto Powerのオン/オフが選べる。電源を入れたときに表示されるBenQのロゴを消したければ、Logoの値をオフにすればいい。

ファクトリーモードは、MENUとENTERを押しながら電源を入れる。AUTOボタンを押すと、見慣れない画面が表示される。テストモードに入るらしいBurnInのオン/オフや、Timer Resetなどがあるが、いじるのはやめておいた。

ファクトリーモードでは、OSDメニューに「F」の文字がついていて、通常では固定の値を変更できるようになる。たとえば、カラー設定の色温度を「標準」にしたときでも、RGB値を変えられる。ここで好みの値にしておけば、PIP/PBPでの黄色っぽさをなくすことができる。なお、PIP/PBPの子画面は、リアルタイムにはカラー設定が反映されないので、変更した結果をすぐに見たいときは、PIP/PBPのオフ→オンをする必要がある。

変更した値は、通常の起動をしても保持されている。値を変更するときは、毎回ファクトリーモードにする必要があるが、とりあえずPIPのカラー設定を自由に決められる方法が見つかってよかった。

まとめ

ハーフグレアのパネルは、自分にとってはベストな選択だった。最近のノングレア製品のようなギラつきがなく、白がとてもきれいに表示できる。それでいて、黒での映り込みはかなり抑えられている。BenQは、目に優しいこのハーフグレアパネルを、もっとアピールすればよいのにと思う。それから、カスタムキーのことも製品の説明として書いてあれば、PIPでの操作性に不安を持たれなくて済むはず。

「静止画やテキストの見やすさを重視したい」「PIPが使いたい」「動画やゲームでの表示性能にはこだわらない」というのなら、EW2430Vは有力な候補となるだろう。

「テキスト重視ならノングレア、動画を見るならグレア」のようによく言われるけれど、虹色にギラついたノングレアがテキストを読むのに向いているとは言いがたいので、鵜呑みにしないほうがいい。背景が白くても黒くても見やすいのは、ハーフグレアだけではないかと思う。もっと各社がハーフグレアの製品を出して、今後の選択肢が増えることを望む。

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コメント
わかりやすく丁寧なレビューでとても参考になりました。ありがとうございます。
by dodo
このEW2430Vは、レビュー記事がほとんど見つからないまま買ったので、
買う前に知りたかったことを重点的に書きました。
今もまだ情報は少ないので、いろいろな人の使用感を知りたいものです。
by 犬かい
レビューありがとうございます。
ハーフグレアで視野角良好と評判のEW2420に気持ちが傾いていましたが、気になっていたのが
ゲームに大きな影響を与えるという『応答速度』です。
さっきまでその欠点を覚悟で購入しようとしてましたが、偶然このレビューに巡り合いEW2430Vに決めました。
お陰で残像に悩む心配が無くなりそうです。
ありがとうございました!!
by 通りがかり
記事で書いていますが、きちんと色が出て、薄くならない範囲の視野角は狭いです。
これはEW2420でも言えることで、視野角良好という意見は、あまり聞いたことがないです。
そして、これも記事中で念を押していますが、動画やゲームに向いた機種でもないので、
過度な期待は禁物です。

不安にさせるコメントになってしまいましたが、EW2420よりはEW2430Vのほうが
機能的に優れた点が多いので、どちらかを選ぶならEW2430Vがおすすめです。
by 犬かい

2011/07/02(土)

EW2430Vを購入[コンピュータ]

タグ: ディスプレイ EW2430V 楽天 買い物

2月からLGのE2370V-BFを使っていたが、油膜のようなギラつきがあるのがどうしても気になっていた。このせいで、静止画を見たり、テキストを読んだりするときに不快になる。またグレアに戻るか、ハーフグレアにしようと決めた。PIPがあまりに便利だったので、この機能が使える機種にしたい。

三菱のRDT233WX-3Dはハーフグレアだが、3D機能のせいでわずかに横縞が見えることがあったり、PIPの画質がかなり悪いそうなのでやめた。RDT233WX-Zは、機能的には非常に魅力的だったけれど、ノングレアでギラつくという情報を見てやめた。これがグレアかハーフグレアだったら即決していた。そして、グレアのRDT233WX-SにはPIPがないということで、惜しいものばかりだ。

候補になったのは、BenQのEW2430V。HDMI端子とPIPの機能があって、ハーフグレアらしい。しかし、リモコンがないのが気になった。PIPのオン/オフをリモコンなしで操作するのは、非常に面倒だと思う。ただ、海外のレビュー記事を見たら、ボタンがカスタマイズできるようなことが書いてあった。それならボタン1つでできそうだということで、この機種に決めた。

6月30日の朝に、楽天のツクモロボット王国で注文した。配送希望日は4日後から選択できるようになっていたが、指定すると、早くても月曜日だ。配送希望時間のところに、土日祝日という選択肢もあった。ならばということで、配送希望日は指定せず、配送希望時間を土日祝日にしたら、今日の夕方に届いた。

とりあえず、ドット抜けはなさそうだったのでよかった。23型から24型になっても、さほど大きくなった気はしなかった。

続きはEW2420Vのレビュー記事で。

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2011/03/21(月)

E2370V-BFのレビュー[コンピュータ]

タグ: ディスプレイ E2370V-BF FTD-W2023ADSR HDMI レビュー 東方 BDレコーダー BDZ-RX50

2月に購入して、1カ月ほど経ったのでレビューする。

製品情報

E2370V-BFは、LGの23型ワイドの液晶ディスプレイで、IPSパネルとLEDバックライトを採用している。Picture In Picture、超解像表示、スルーモードといった機能を持ち、リモコンも付属している。

付属品

ケーブル類は、電源ケーブル、D-subケーブル、DVI-Dケーブルが同梱されている。前述のとおり、リモコンが付属し、ボタン電池までついていた。電池はCR2032。

外観・デザイン

いい意味で、特徴のないシンプルな形状をしている。四角いスタンドというのも、今では逆にめずらしい。電源を本体に内蔵しているので、極薄というわけではないが、上部は薄くなっている。また、重量は4.36kgと軽い。スタンドの支柱部分は、これだけ軽量だから細くても大丈夫なのだろうけれど、やはり構造上、画面は揺れやすい。

ベゼルは、反射しにくいようにヘアライン加工がしてある。せっかくそうなっているのに、一番外側の銀色の枠で少し反射してしまうのが残念だ。また、スタンドは光沢感が強い。私はキーボードをスタンドに置いて使うので、光沢の有無はあまり関係ないが、ベゼルだけ映り込みの低減を考慮していて、スタンドがテカテカというのは、やることが中途半端だと思った。

OSDや電源のボタンは右下に並んでいる。押しやすいように、突起のあるボタンになっている。電源ランプは、ぼんやりとした赤い色で、まぶしくないように配慮されている。これでも気になるなら、消灯させることもできる。ただ、スタンバイのときは、消灯の設定にしていても点滅する。

VESAマウントアーム用に、100mm×100mmのネジ穴がある。また、スタンドは根元からはずせるようになっている。

端子類

入力端子として、DVI-D、D-sub、HDMI×2の4系統ある。それと、HDMIからの音声を出力するPHONE端子がある。スピーカーはない。

DVI-DとHDMI1に接続した状態にして、リモコンで入力切替をすると、切り替えたときにPHONE端子からノイズが発生する。私は、PHONE端子を使っていないので気にしないが、もし使うのなら、HDMI2で接続するか、HDMI1と2の両方に接続すれば回避できる。

OSD

OSDは、右下にあるボタン5つで操作する。さほど使いやすいものでもないが、ボタンは押しやすい。

この製品は、ユーザーモードが3つあり、簡単に切り替えられることを特長としている。しかし、実際に使ってみると、あまり役に立たないことがわかった。それぞれのモードで保存されるのは、アスペクト比、超解像表示、明るさの3つだけで、それ以外は全部共通だからだ。色の設定や画質の設定も、個別に保存するものだと思っていたので、がっかりした。それどころか、入力別ですら設定を保存できないこともわかった。全部の入力で同じ設定にしかならないとなると、どの入力でもそこそこに見える設定で妥協せざるを得ない。

リモコン

リモコンのボタンでは、以下の操作が行える。

  • 電源(オン、オフ)
  • 入力切替(D-sub、DVI-D、HDMI1、HDMI2)
  • ユーザーモード(NORMAL、1、2、3)
  • アスペクト比(フル、オリジナル、1:1)
  • スルーモード(オン、オフ) 
  • 超解像表示(NORMAL、弱、中、強)
  • PIP(オン、オフ)
  • PIPのスワップ(親画面と子画面の入れ替え)
  • 明るさ(-、+)
  • 音量(-、+)
  • ミュート

入力切替やユーザーモードなど、複数の選択肢があるものは、順番に切り替わる。せっかくリモコンをつけたのなら、ボタンを1回押すだけでダイレクトに選択できるようにしてもらいたかった。それでも、本体で操作するよりは、ずっと楽だ。

リモコンからOSDの画面を呼び出すことはできない。ここで挙げた項目以外は、本体のボタンで設定することになる。

リモコンの受光部は、本体の右下にあるらしく、それを意識してリモコンを向けないと反応しない。

画質

IPSを採用しているだけあって、いろいろな角度から見たときの色の変化はほとんどない。ただし、斜めからだと暗く見える。正面で使っているときも、下の隅が少し暗いのが気になった。

今まで使っていたFTD-W2023ADSRは、VAのグレアなので、それと比べると鮮明さは落ちる。明るい色が背景だと若干ギラつくし、黒もさすがにVAのグレアには勝てない。FTD-W2023ADSRの画質はかなり満足度が高かったので、あまりこれと比較するのは酷だ。黒が反射しないことがノングレアの大きな利点ではあるけれど、逆に白はグレアのほうがギラツブ感がなくて見やすいと感じる。個人的には、照明で反射するような場所を避けて使えるのなら、グレアのほうが目が疲れにくい。

OSDに「画質」というパラメータがある。これはシャープネスのことで、値を上げるとシャープな映像になり、下げるとソフトになる。デフォルトでは5になっているが、PCの画面として使う場合は4にしたほうが好みだ。灰色の背景で黒い文字が読みやすくなるからだ。HDMIで接続したBDレコーダーの映像では、5のほうがくっきりしていい。このパラメータ値は、個別に保存できないので、いちいちOSDから設定し直すことになる。面倒なので、基本的には4で使うことにした。

色の特徴としては、LEDを使っているからか、寒色系の色が強めで、肌色の赤みが不足しているように思った。真っ赤な色は、今までのものよりオレンジっぽさがなくなって、やはり青系統寄りの色合いに見える。赤58 緑48 青46という設定にしたら、赤色そのものの変化はそれほどないものの、肌色は自然な色合いになった。その他の設定は、明るさ40、コントラスト60、画質4、GAMMA2にした。

2011/05/26追記
LEDには、ちらつきが目立つものも存在すると知って、このディスプレイを携帯電話のカメラで確認した。すると、縞模様が出ていて、ちらついていることがわかった。明るさをほぼ100にすると消える。さすがにこの設定では明るすぎるので、まぶしくないところまでコントラストを下げて使うのが、目には優しいのではないかと思う。ただ、明るさを上げると消費電力も上がってしまうのが難点だ。あと、PIPの子画面はコントラストが下がらないので、親画面との明るさの差ができてしまう。

HDMI接続では、BLACK LEVELというパラメータがあり、HIGHとLOWが選べる。説明書には、HIGHが明るくLOWが暗いという程度しか書かれておらず、それぞれがRGB(0~255)とRGB(16~235)のどちらを表しているのかがはっきりしない。実際に試した感覚では、RGB(0~255)の入力に対してLOWにすると暗部がつぶれるので、RGB(0~255)とHIGH、あるいはRGB(16~235)とLOWの組み合わせにするのが自然に感じた。逆に書いてある記事も見かけたが、公式情報がないので、何が正しいのかはよくわからない。

動画の残像感については、さほど応答速度に優れているわけではないので、期待しないほうがいい。初期の液晶テレビと同様に、スタッフロールなどには弱い。

Picture In Picture

E2370-BFのPIP

四隅のいずれかに、別の入力の映像を子画面で出すことができる。両方HDMIという組み合わせはできないが、それ以外なら自由に親画面と子画面に割り当てられる。大きさは、横が17cm弱、縦が9.6cmくらい。位置は端のギリギリではなく、ほんの少しだけ端から離れている。位置や大きさの調整はできない。左下や右下はタスクバーにかかるし、右上はウィンドウが閉じにくくなるので、左上が一番使いやすいと思った。

DVI-Dが親画面、HDMIが子画面のときにスワップさせると、画面が砂嵐になってから切り替わるのが気になる。テレビじゃあるまいし、こんな表示は見せなくていいのに。

子画面に対しては、色などの大半の設定が反映されない。色を補正した設定が無効になるので、肌色が薄いままだ。小さい画面とはいえ、好みの色合いにできないのは残念。その一方で、子画面のときでも、HDMIのBLACK LEVELは反映されているようだ。HIGHにしていると、入力のRGBが何であれ、肌色がかなり白っぽくなって違和感がある。そんなわけで、入力はRGB(16~235)にして、BLACK LEVELはLOWで使うことにした。これなら、子画面でも親画面でもそこそこ見られるようになる。

色が調整できない問題はあるが、このPIPの機能のおかげで、テレビをつける機会が減った。大きな画面で見る必要のないものは、これで事足りる。リモコンで、子画面の表示/非表示と、スワップが行えるので、操作性もいい。

ちなみに、ソニーのBDZ-RX50とHDMIで接続しているのだが、このレコーダーにはHDMIの出力が1つしかないので、D端子でテレビと接続している。両方同時に映像を出力できるので、切り替える必要がなくて楽だ。

超解像表示、スルーモード

超解像表示は、一般的な画質設定でいえば、シャープネスを高くしたような見え方になる。PCで文字を読むような場合には全く不向きで、弱の設定ですらじゃまになる。BDレコーダーの映像は、この機能を使うとくっきりした。画質4の設定で若干ボケるのを、この機能で戻すという感じで使っている。

PCのゲームで、全画面表示や、標準よりも大きめのウィンドウサイズにしたときに拡大表示されるものは、超解像表示が効果的だった。たとえば、東方で大きなウィンドウサイズが選べるものは、この機能を使うと明らかに表示がくっきりした。

リモコンで、超解像表示のボタンを10秒ほど押し続けると、デモモードになる。画面の左側がノーマルで、右側が強の超解像表示になり、比較しやすくなる。

スルーモードは、映像の遅延が低減される機能だ。東方のシューティングと東方非想天則をやったけれど、違いがよくわからなかった。なお、PIPを使うと、強制的にスルーモードが無効になる。

自動輝度調整、バックライト

このディスプレイは、状況に応じてバックライトの輝度を自動調整する機能がある。そして、画面が真っ暗のときに、バックライトを自動で消灯するようだ。そのせいで、真っ暗な画面から映像が出たときに、一瞬ブラックアウトしてしまう問題がある。これは、自動輝度の設定を有効にしておけば回避できる。

バックライトにLEDを採用しているだけあって、本体がほとんど熱くならない。消費電力も、カタログ値で39Wと低く抑えられている。

まとめ

この製品は、IPSの液晶としては標準的な画質だが、PIP、超解像表示、スルーモードといった付加機能が充実している。また、HDMI端子を2つ搭載し、リモコンが付属している。そこを魅力と感じるかどうかだと思う。もしこういった機能が不要なら、もっと安い製品もある。とはいえ、この製品自体が3万円で買えるものなので、決して高いわけではない。

ゲーミングディスプレイと呼ばれているが、超解像表示やスルーモードが搭載されているからであって、基本的な表示性能が高いわけではない。やはりIPSなので、激しい動きには弱い。

入力別に設定が保存されないことが大きな不満だ。LGのディスプレイは、どれもそうらしいけれど、ここは改善するつもりはないのだろうか。この点を除けば、おおむね良好だ。特にPIPは便利で、よく使っている。

何かに特化しているわけではなく、いろいろな用途で、そこそこ使えるという位置づけの製品だと思う。これだけの機能があって、3万円を切るというコストパフォーマンスを評価したい。

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ブラックアウトの件で悩んでいたので助かりました
by 通りすがり
この件、詳しく調べてみたら、明るさを最大にしても発生することがわかりました。
なので、自動輝度調整をオンにしておくしか回避方法はなさそうです。
記事は修正しておきました。
by 犬かい

2011/02/13(日)

E2370V-BFを購入[コンピュータ]

タグ: E2370V-BF ディスプレイ 買い物

NTT-X Storeで、LGのE2370V-BFを買った。LEDバックライトのIPS液晶ディスプレイだ。PIPの機能や、ユーザーの意見を多数取り入れた製品になっているところが購入動機になった。

追記:
E2370V-BFのレビューを書いた。
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2008/10/31(金)

ディスプレイの交換[コンピュータ]

タグ: ディスプレイ マルチモニタ リモートデスクトップ マウス

会社で使っていた、17インチのマルチモニタ環境の、片方のディスプレイを返却しなければならなくなった。代わりに、15インチのディスプレイを使うことになったが、解像度が違うと非常にやっかいだ。今まで使っていたサイズのウィンドウが入りきらない。ウィンドウモードで使っていたリモートデスクトップの画面も、800×600まで縮めないと入らない。そこまですると使いにくいので、全画面にせざるを得ない。おまけに、ディスプレイのメーカーが違うので、同じ色合いにならない。しかし、これでも15インチが1台という環境よりは恵まれているので、我慢するしかないか。

ところで、マルチモニタ環境になってから、X-Mouseを使うようになった。クリックしなくてもウィンドウがアクティブになるアレだ。アクティブにはするが、手前にはならない設定にしている。これ自体は便利なのだけれど、困ったことに、ExcelやVisual Studioのウィンドウが意図しない動きになる。前者は、クリックして手前にしたいとき、タイトルバーやウィンドウの枠など、ウィンドウの端をクリックしないと手前にならない。後者は、クリックしなくても勝手に手前になってしまう。さらに気づいたのは、リモートデスクトップの画面は、ポインタが移ってもアクティブにならない。よりによって、マイクロソフトのアプリケーションばかり、まともな動作をしてくれない。

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2008/03/15(土)

GM965とFTD-W2023ADSRでの表示[コンピュータ]

タグ: ST110 GM965 グラフィックドライバ ディスプレイ FTD-W2023ADSR

今度は、ST110に搭載されているGM965と、FTD-W2023ADSRの組み合わせで、どの解像度が使用できるかという調査をした。ドライバのバージョンは、6.14.10.4924(win2k_xp1433.exe)を使用した。○はDbDで正常に表示、△は表示可能だがDbDでない、×は表示不可能、という分け方をして、詳しいことは備考に書いた。


デジタル接続
(6.14.10.4924)
備考
800×600
1,024×768
1,152×864 OSDでは1,280×960と出るが表示は正常
1,280×600 OSDでは1,280×720と出るが表示は正常
1,280×720
1,280×768 OSDでは1,280×960と出るが表示は正常
1,280×960
1,280×1,024
1,360×765 OSDでは1,360×764と出るが表示は正常
1,400×1050 OSDでは1,680×1,050と出るが表示は正常
1,440×900
1,600×900 OSDでは1,680×1,050と出るが表示は正常
1,600×1,200 全画面表示で横に間延び
1,680×1,050
1,792×1,344 縦横にスクロール可能だが横に間延び
1,856×1,392 縦横にスクロール可能だが横に間延び
1,920×1,080 上下に黒帯がつき、横にスクロール可能だが横に間延び
1,920×1,200 横にスクロール可能だが横に間延び
1,920×1,440 縦横にスクロール可能だが横に間延び
2,048×1,536 縦横にスクロール可能だが横に間延び

1,680×1,050より上の解像度では、せっかくデスクトップがスクロール可能になるのに、どれも縦横比が合っていないので、使えないに等しい。

続いてアナログ接続の場合。


アナログ接続
(6.14.10.4924)
備考
800×600
1,024×768
1,152×864
1,280×600 800×600と認識されて縦が詰まる
1,280×720
1,280×768
1,280×960
1,280×1,024
1,360×765 × 画面のプロパティに出てこない
1,400×1050 1,680×1,050と認識されて横に間延び
1,440×900 × 画面のプロパティに出てこない
1,600×900 1,440×900と認識されて少し縦が詰まる
1,600×1,200 1,600×1,200で認識されるが全画面表示で横に間延び
1,680×1,050
1,792×1,344 × OUT OF RANGE
1,856×1,392 × OUT OF RANGE
1,920×1,080 1,680×1,050と認識されて全画面表示で縦に詰まる
1,920×1,200 縦横比は合っているが文字がつぶれる
1,920×1,440 × OUT OF RANGE
2,048×1,536 × OUT OF RANGE

DbDで表示可能な解像度なら、アナログでも十分にきれいだと感じた。

正常な縦横比で、とにかく広く使いたいという場合は、アナログ接続の1,920×1,200が最も高解像度だ。1,680×1,050のディスプレイなので、もちろん文字はつぶれてしまうが。

今後、ドライバのバージョンが上がると、また使用できる解像度が増えたり、違う結果になることもあるだろう。GM965のドライバは、まだちょくちょくバージョンアップしそうな気配なので、たまにチェックしようと思う。

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2008/03/14(金)

ST110のグラフィックドライバを更新[コンピュータ]

タグ: ST110 GM965 グラフィックドライバ アップデート ディスプレイ FTD-W2023ADSR

ST110には、Mobile Intel GM965 Expressというチップセットが使われている。ドライバのバージョンは、6.14.10.4864だった。インテルのサイトには、6.14.10.4924(win2k_xp1433.exe)があったので、更新することにした。更新後は、使用できる解像度が増えた。

OSはWindows XPで、ディスプレイはFTD-W2023ADSRを使っている(→製品仕様)。このディスプレイで表示できる解像度を調べたのではなく、どのような解像度が一覧に出てくるかという調査をした。よって、[このモニタでは表示できないモードを隠す]のチェックはしていない。以下の表は、○が画面のプロパティに出てくる解像度で、×が出てこない解像度を表している。


デジタル接続
(6.14.10.4924)
デジタル接続
(6.14.10.4864)
アナログ接続
(6.14.10.4924)
アナログ接続
(6.14.10.4864)
800×600
1,024×768
1,152×864
1,280×600
1,280×720
1,280×768
1,280×960
1,280×1,024
1,360×765 × ×
1,400×1050
1,440×900 × ×
1,600×900
1,600×1,200
1,680×1,050 ×
1,792×1,344 × ×
1,856×1,392 ×
1,920×1,080 ×
1,920×1,200 ×
1,920×1,440 ×
2,048×1,536 ×

あくまで、調査した環境ではこうだったということで、参考程度に。バージョンを上げたことによって、アナログで1,680×1,050(WSXGA+)が使えるようになったことが大きい。というより、逆になぜ使えなかったのかが不思議だ。1,440×900は相変わらず出てこないし。

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