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2011/04/23(土)

ATH-DWL5500のレビュー[家電・AV機器]

タグ: ヘッドホン・イヤホン レビュー

ATH-DWL5500を購入して、今回はそのレビュー。

付属品

ヘッドホン本体とトランスミッターのほかに、トランスミッター用のACアダプター、ニッケル水素の単3形充電池が2本、単3形単4形兼用の充電器、1.5mの光デジタルケーブルが付属している。

使うのは単3形の電池だが、充電器は単4形にも対応している。もっとも、エネループや充電式エボルタなどを常用している人にとっては、充電池も充電器も持っているわけで、別にいらないと感じるだろう。

外観・デザイン

外観は、オーディオテクニカの開放型の大型ヘッドホンとほぼ同じ。それにプラスして、電池を入れる場所と無線の受信部分があり、うまくまとまったデザインになっている。

ヘッドホン側にあるのは、電源ボタン、音量調整ダイヤル、ワイヤレスセットアップボタンだ。電源ボタンは右側面にあり、電源オン時にはボタンのまわりが赤く光る。音量調整のダイヤルは、右後方の側面にある。操作はしやすい。ワイヤレスセットアップボタンは、ヘッドホンを増設したときのペアリング用で、通常は使用する必要はない。

トランスミッターは小型で軽量。軽すぎるくらいなので、ケーブルをたくさんつなぐと不安定になりがちだ。きちんと固定したほうがいい。

端子類

トランスミッターの背面には、光デジタル入力が2つと、RCAピンジャックのライン入力が1つある。また、光デジタルはそれぞれスルー端子もある。SOURCEボタンを押すことで、OPT1→OPT2→LINEの順で切り替わる。最後に選択したソースが記憶されているので、電源を入れ直したときに、強制的にOPT1になってしまうことはない。また、ソース別の設定も保存される。

音質

第一印象は良好だった。35,000円も払ってハズレだったら目も当てられないので、とりあえずよかった。オーディオテクニカのヘッドホンは今回が初めてだが、素直な音だと思った。これなら長時間使っても問題ない。

開放型なので、音漏れする。その代わり、自然な音の広がりを楽しめる。同じ部屋に誰かがいない限りは、音漏れが問題になるようなことはないと思う。

密閉型ほどの低音は出ない代わりに、低音を強調するBASS BOOST機能がある。5段階あるので、好みの強さにできる。高音の調整はできないが、特に問題ないと思った。

デコーダー、バーチャルサラウンド

ドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、DTS、AACに関しては、これらの入力信号に対して自動的に動作する。

特筆すべきは、手動で設定するドルビープロロジックIIxで、2chのソースでも5.1chのソースでも、7.1chにすることができる。アナログ接続のソースでも、サラウンド効果が得られることが大きい。ドルビープロロジックIIxは、MOVIEとMUSICの2通りの設定が選べるようになっている。MOVIEはサラウンド感を重視したセッティングで、MUSICは低音域が力強く、ぐっと音が前に出てくる感じがした。どちらも悪くないが、MUSICの設定が好きだ。なお、ドルビープロロジックIIxを使うと、ドルビーヘッドホンも連動して有効になる。

ドルビーヘッドホンは、ヘッドホンなのにスピーカーから音が出ているような効果がある。以前レビューした、ホームシアターセットのDTH-M370のアンプもドルビーヘッドホンに対応していて、当時はその音場感に驚いたものだ。さすがにあのときの感動はもうないが、初めて体験する人は、本当にびっくりするはず。

ドルビーヘッドホンで一気に音が立体的になり、さらにドルビープロロジックIIxで、音に囲まれているような感覚になる。どちらもオフにすると、普通のステレオサウンドになり、左右の方向から鳴っているだけという状態になる。これが本来の音ではあるが、逆に違和感を覚えてしまう。個人的には、どんなソースであっても、ドルビーヘッドホンとドルビープロロジックIIxを有効にした音で聴くのが心地よく感じる。

フィット感

ヘッドホンの装着感は、個人差があると思うが、非常によい。側圧は、強すぎず弱すぎずで、何時間使っても問題なかった。ATH-ADシリーズと同じような作りなので、少し重い以外の違いは特にない。

重さは、エネループ2本込みの実測で365gだった。一般的な大型ヘッドホンより100gほど重いことになるが、さほど重たさは感じない。

イヤーパッドは布地で、蒸れにくく耐久性も高そうだ。また、メガネをかけていてもあまり圧迫されない点も優れている。

無線

ワイヤレスで最も問題になるのが、ノイズや音切れだ。少なくとも私の環境では、皆無と言っていい。部屋で無線LANを使っているし、付近でも使用者が何人かいる中で、普通に使える。動作中の電子レンジの前に立っても問題なかった。もしかしたら、その電子レンジが優秀なのかもしれないが、とにかく気になることはなかった。

ほかの無線機器と電波干渉する場合には、周波数を変更できる。周波数1、2、3、AUTOの4種類から選べる。AUTOは、3つの周波数から自動的に最適なものを選択してくれるようになっている。

オートパワーオフ

光ケーブルでの接続時は、入力がない状態が10分続くと、トランスミッターの電源が自動で切れる。すると、ヘッドホンのランプが点滅して、5分後にヘッドホンの電源も切れる。説明書にはヘッドホンも約10分と書いてあるけれど、おそらくこれは誤り。この機能を無効にすることはできないが、デジタル接続専用の機能であり、アナログ接続のときは自動で電源が切れることはない。

DVDやBDなどの視聴では、サラウンドのソースに対応したデジタル接続がよいが、PCからの音を聴くような、常に音が鳴っているわけではない環境では、勝手に電源が落ちないアナログ接続のほうがいいと思った。また、デジタル接続の場合は、音の出だしが途切れることが多いので、そういう意味でもアナログ接続が向いている。

駆動時間

単3のニッケル水素充電池が2本と、充電器が付属しているが、エネループを使っている。仕様では10時間の駆動で、もう少し長いといいのにと思っていたら、予想以上に長く使えた。初日に5時間、2日目に9時間半でようやく電池が切れた。鳴らしっぱなしというわけではないが、普通に使って15時間近くもつのなら不満はない。付属の充電池はパナソニック製で2,000mAh、エネループは1,900mAhなので、容量的にエネループのほうが不利だというのにこの結果だ。

4本用意して、2本ずつ使えば、電池が切れてもすぐに継続して使える。慣れれば、ヘッドホンを頭からはずさなくても交換できる。2本ともプラスを上にして入れるので、手探りでも間違うことがない。

電池がなくなると、何の前ぶれもなく音が出なくなる。ギリギリまで普通に使えることはよいけれど、何らかの手段で電池切れを知らせてほしいとは思った。

まとめ

安い買い物ではなかっただけに、満足度はかなり高い。音質やサラウンド効果に不満はなく、予想以上に長時間使えて、無線も安定している。求めていたワイヤレス環境は、まさにこれだと思った。

改善してほしいのは、トランスミッターをリモコンで操作したいということだ。毎回、電源を入れたり切ったりするだけでも、トランスミッターを操作する必要があるので、手元に設置しておかないと不便だ。リモコンがあれば、設置の自由度が上がるだろう。あとは、オートパワーオフを無効にする設定がほしいということくらいか。

全体的に、サラウンドヘッドホンとして、非常に高い水準にある製品だと感じた。ヘッドホンに3万円以上も使うつもりはなかったけれど、それに見合うものだったので、買ってよかったと思う。

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